よろしくな、あ・い・ぼ・う

今回は創作もの記事で前回からの続きとなります!

時間的には前回となる銀毛の多色性三月兎の直後、セラサイトがアレックスをさくらの庭から追い払った直後からですね
今回記事のタイトルはキャラクターのセリフの中からとってみました。今度からこれで統一してみようかしら?
ECO1125.png



アイコン_セラサイト1

セラ「それにしても何者だったんだ。あたしの名前を知っていたようだが……」



染伊予リナ19

リナ「あっ実は……」



アイコン_セラサイト1

セラ「ん?何か知ってるのか?」



アイコン_yoshino桜18

さくら「ただーいまー!」



セラに事の顛末とアレックスの事を話そうとした時、外からさくらさんの元気な声が聞こえてきた。どうやら帰ってきたようだ。

どうしよう……さくらさんにもさっきまでの事を話すべきだろうか。



アイコン_セラサイト4

セラ「お、帰ってきたようだな」



染伊予リナ18

リナ「そういえばセラさんって、さくらさんに用があってきたんスか?」



セラは元々この庭で生活してるわけではない。だからこの庭に来るということはここの住人であるさくらさんか志乃に用があるはずだ。


アイコン_セラサイト1

セラ「まあそれもあるが、丁度お前にも用があったところなんだ」



染伊予リナ18

リナ「え、私にスか?」



一体何の用だろう…そう考えてるうちに家の中に入ってきたさくらさん一行。

その一行は、帰りの時より人数が増えていた。

さくらさんと志乃、そしてもう一人



染伊予リナ24

リナ「あっ……ああぁ………!」



ノーマルフォームのアレックスだった。



アイコン_アレックス1

アレックス「………」



アレックスは初対面の時同様の気弱そうな表情のまま、さくらの少し後ろを付いてきている。



アイコン_yoshino桜11

さくら「どしたの?どうして外にいたのか知らないけど、早く中に入りなよ」



アイコン_セラサイト2

セラ「ん?見慣れない顔がいるな」



アイコン_yoshino桜11

さくら「あ、セラ……そうか、セラとアレックスはまだ顔を合わせてなかったから見知らぬ人だと思って外に逃げちゃったんだね。この子は私の弟のアレックス」



アイコン_セラサイト2

セラ「男なのかよ。てっきり女かと……んん?」



セラはアレックスの顔を見て気付いたのか、確認するためにより一層近付く。



アイコン_セラサイト5

セラ「てめー……さっきのやつか?」



疑問のこもった発言だったが、セラの形相はすでに確信を得たものとなってるようだった。



アイコン_アレックス3

アレックス「………っ!」



アイコン_セラサイト5

セラ「その髪、目、そして兎耳。てめー……よくのこのこ戻ってきやがったなあ!」



さくらの背中に隠れようとするアレックスに、セラは掴みかかろうとする

が、セラの腕はさくらによって遮られてしまう



アイコン_yoshino桜12

さくら「ちょ、どうしたのセラ?」



アイコン_セラサイト5

セラ「どうしたもこうしたもあるか!!てめーといいてめーの連れてくるやつと言い、やっぱり何か企んでるんだろ!?」



アイコン_yoshino桜11

さくら「ええ?アレックスと何かあったの?」



アイコン_セラサイト5

セラ「今そいつの口から直接吐かせてやるからそこをどけえっ!!!!!」



庭全体に響くドスの利いた声にリナは心まで震えた。

私より背が小さいのに、怒ったときの迫力はまるで怪物だ……。

アレックスも、あの時に見せた意地悪そうな顔が想像できないほど体を震わせ、まるで小動物のように体を丸めていた。

今にも手を出しそうなセラを前に、さくらさんはあくまで平静な対応をとりながらアレックスを体で庇う。



アイコン_yoshino桜15

さくら「まあまあ落ち着いて。ゆっくりと話し合おうじゃないか」



アイコン_セラサイト2

セラ「どかねえなら力ずくで……」



遂に我慢の限界を超えセラが手を出そうとした時、セラの体はぷらんと宙に浮いた状態となる。

志乃がセラの襟首を掴んで、そのまま庭の外へと歩きだしていった。



アイコン_セラサイト5

セラ「くおら志乃!離しやがれ!」



アイコン_染伊予志乃15

志乃「嫌。セラ、貴方さくらさんに手を出そうとしたでしょ」



アイコン_セラサイト5

セラ「お、おい!どこ連れてくんだ!」



アイコン_染伊予志乃16

志乃「お帰りはあちらですよ」



アイコン_セラサイト5

セラ「待てこら、人の話を聞かんかー!」



アイコン_染伊予志乃15

志乃「何で聞く耳持たない人の話なんて聞かないといけないんですか?」



ばたばたと抵抗するも虚しく、志乃に連れられるセラ。家に戻ってきたのはやれやれといった表情の志乃だけだった。



アイコン_染伊予志乃16

志乃「すみませんさくらさん、うちの者が迷惑をおかけして」



アイコン_yoshino桜11

さくら「私は大丈夫。それよりアレックス、セラと何かあったの?」



アイコン_アレックス6

アレックス「………っ………っ!」



アイコン_yoshino桜14

さくら「おーよしよし。男の子なんだから泣かないの」



さくらの疑問に対し、アレックスはただ涙を浮かべ立ち尽くすだけだった。そんなアレックスに、さくらは優しく胸に抱きよせ落ち着かせようとする。



アイコン_yoshino桜11

さくら「リナは何があったか知ってる?」



姉弟から少し離れたところから見ているリナは、ここで起きた出来事を話すべきか迷っていた。

私が話した事を信じてもらえるだろうか……説明しようにもなんと言えば良いのだろう?

アレックスには裏の性格があって……あれは多重人格なのだろうか?マシナフォームになると性格が変わる……いやノーマルフォームの時から変化してたっけ。

お姉さんであるさくらさんはアレックスのあの性格を知っているのだろうか……。



染伊予リナ19

リナ「………いえ、私にも何が何やら……」



今のアレックスを見てると頭の中が混乱し、結局何も言い出せなかった。



アイコン_yoshino桜12

さくら「そっか……」



アイコン_染伊予志乃1

志乃「大方セラの方から何かしてきたのでしょう。あの人はすぐ喧嘩吹っ掛けてきますから……」



アイコン_yoshino桜11

さくら「うーん、そうなのかなー?」



アイコン_染伊予志乃1

志乃「さくらさんだって、セラに何か言われてるんでしょう?」



アイコン_yoshino桜14

さくら「アレックス、少しは落ち着いた?」



もう、話を逸らさないで……と突っ込む志乃をから会話を打ち切り、さくらさんは視線をアレックスの方へと戻した



アイコン_アレックス7

アレックス「………うん」



染伊予リナ18

リナ「あ、あの……二人とも帰ってきたことですし、そろそろ失礼するっス」



とりあえず頭の中を整理するため、どこかで一度落ち着こう。

そして、もしセラさんがまだ近くにいるなら会っておきたい。私にも用があると言っていたけど、一体何だったんだろう……?

そうして家を出ようとした時、大きな物体が勢いよく飛んできた。



染伊予リナ19

リナ「わ……っ?」



アイコン_アレックス5

アレックス「…………」



物体の正体はアレックスだった。アレックスはリナの腕を両手で抱きしめ、上腕部分に頬をすり寄せた。頭から生えたウサ耳が私の鼻を擦ってこそばゆい。



アイコン_yoshino桜11

さくら「おやー?」



さくらさんは二人の姿を見てニヤニヤしている。私はと言えばアレックスの行動に益々頭が混乱し、されるがまま立ちつくしていた。



アイコン_yoshino桜15

さくら「二人とも、少し見ない間に随分と仲良くなったんだねー!」



染伊予リナ19

リナ「え、いや……その、まあ………」



アイコン_yoshino桜15

さくら「珍しいこともあるもんだ。アレックスはまだ私以外の人とはうまくお喋りできない子だから……リナさえよければ友達になってあげてくれないかな?」



染伊予リナ18

リナ「……さ、さくらさんがそう言うなら」



アイコン_染伊予志乃1

志乃「よかったじゃないリナ、いい相棒ができたみたいね」



結局アレックスのあの変化はなんだったのだろう。

謎を謎のまま残してしまったが、今のアレックスとなら全然仲良くなれそうでは―――



アイコン_アレックス13

アレックス「分かってるよな?俺の秘密を他の奴にしゃべったりしたら、お前もそいつもただじゃ済まさねえぞ」



染伊予リナ24

リナ「……………」



―――到底なれそうにはなかった

アレックスの背後にいるさくらさんと志乃には聞こえないよう小さな声で、高圧的かつ脅迫的な視線を流しながら囁く。



染伊予リナ19

リナ「あの、アレックスは……一体何者なんスか?性格がころころ変わったりして……多重人格者なんスか?」



アイコン_アレックス12

アレックス「多重人格なんかじゃない。ただ甘えん坊な性格の方が、色々楽させてもらえるしな。俺はさくらの姉貴をモデルとして作られた多機能戦闘ロボット。姉貴がこれまで身に付けてきた力や技を吸収して戦うことができる。今は姉貴に付き従ってるが、ゆくゆくはお前ら全員を倒し自由になる予定だ」



染伊予リナ18

リナ「な……倒す!?」



お前らってことは私やさくらさん、志乃やセラも含まれてということだろうか



染伊予リナ19

リナ「どうしてそんなことする必要が?」



アイコン_アレックス9

アレックス「お前がそんなことまで知る必要はない。安心しろ、お前とはさっきのでもう決着がついたようなもんだしな。それよりもっと別の使い道がありそうだ。ふっ……お前とは仲良くやれそうだよ」



アレックスの両手による私の腕への締め付けが強くなり、わずかに痛みを伴う。

私を見るアレックスは友好的などではなく、明らかに見下した目で見ていた。



アイコン_アレックス13

アレックス「暫くの間よろしくな、あ・い・ぼ・う」



まだまだ分からないことがたくさんあるが、これだけは言える。

私はどうやらとんでもない人に目を付けられたようだ……。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

著作権について

エミル・クロニクル・オンライン    (C) BROCCOLI/GungHo Online Entertainment,Inc./HEADLOCK Inc. このページ内におけるECOから転載された全て のコンテンツの著作権につきましては、株式会社ブロッコリーとガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社および株式会社ヘッドロックに帰属します。 なお、当ページに掲載しているコンテンツの再利用(再転載・配布など)は、禁止しています。    ドラゴンネスト    Published by NHN PlayArt Corp. Copyright © EYEDENTITY GAMES Inc. All Rights Reserved.    艦これ    Copyright © since 1998 DMM All Rights Reserved.    パズル&ドラゴンズ    Copyright © AppBank All Rigths Reserved.    エターナル・アトラス    ©2010 X-Legend Entertainment Corp. All Rights Reserved. ©2011 Vector Inc. All Rights Reserved.    モビルスーツガンダムオンライン    © 創通・サンライズ 開発・運営:株式会社バンダイナムコオンライン    テイルズウィーバー    Copyright © 2009 NEXON Korea Corporation and NEXON Co., Ltd. All Rights Reserved.    三國無双オンライン    © 2006-2014 コーエーテクモゲームス/Published by CJ Internet Japan Corp.    TERA    Published by NHN PlayArt Corp. Copyright © Bluehole Studio Inc. All rights reserved.    ファイナルファンタジーXIV    Copyright (C) 2010 - 2014 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.   
プロフィール

染伊予神社

Author:染伊予神社
主に「yoshino桜」と「染伊予志乃」の2人が様々なMMOの世界を旅しています!
キャラ紹介「百桜集(陽)」最新更新2016/1/12

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
庭への来場数
ようこそいらっしゃいました (*´ω`)_旦~
リンク
最新トラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

QRコード
QR