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銀毛の多色性三月兎

超久し振りの創作物記事です!!!

いつも内容は長いですが、今回もやっぱり長い!そんでもってシリーズものになる予定です。一体誰に得があるんだろうね

過去の創作関係をまとめた記事もリンクとしておいておきます→お話しを纏めてみた



今回シリーズ通してのタイトルは「理想の英雄像」で、ECOで商人をやってる私のキャラ「染伊予リナ」がメインとなる話を予定しています。登場するキャラも段々多くなってくるので、このキャラどんな設定だったかなと思ったら、ブログのプロフィール欄の「百桜集」から確認お願いします

あ、まだ紹介できてないキャラもいるのでそこは後で追加します

月一間隔で投稿できたらいいなあ(願望)



今回から新しい要素を多く取り組んでみて、セリフだけでなく状況や心理を描いた説明文の他、戦闘要素が入っております。傷つけたり傷つけられたり、性転換っぽい?所もあるのでその辺が苦手な方はご注意ください。あと文章表現力も乏しいです!








お父さんはわたしにとってのヒーローだ

超が付くほどのヒーローマニアで、趣味はヒーローグッズの収集や創作。家にはヒーローや怪人の人形が山ほどあり、自作したヒーロー衣装を着て決め台詞を言ったり決めポーズをしたり、小さい頃は私を持ち上げ空を飛ぶマネをして遊んでくれた。休みの日にはお父さんと一緒に特撮ヒーローの映画を見に行ったり、デパートなんかでヒーローショーがやっているのを目にすれば必ず足を止めた

だから私のヒーロー好きはお父さんの影響によるものに違いない

すごく優しくて、強くて、格好良くて、私が泣きだせばすぐに飛んでくるし、嫌なことがあったり落ち込んでると、わずかな機微に察して慰めてくれる

誰か隣に居てほしいと思う時、必ず傍にはお父さんが居てくれた



だから……



―――誰が何と言おうと、お父さんは私のヒーローだ
















ECO1046.png



染伊予リナ11

リナ「うんしょ……よいしょ………」



アイコン_yoshino桜15

さくら「リナが手伝ってくれて大助かり!おかげで荷物の移動が捗るよー」



染伊予リナ14

リナ「えへへ。お役に立てて何よりっス」



今日はさくらさんと志乃の飛空庭の模様替えを行っています

きっかけは完全にさくらさんの気まぐれで、その場にいた志乃と私も付き合うことになった

私はレゾンを呼ぼうと思ったが、どこかに出かけたらしく見つからなかったので結局三人で模様替えを開始した



家の中にあった家具を外に置き終わり、今度は新しい家具を中に移動させる作業に取り掛かる。今私は大きなベッドを一人で運んでいる

筋力に自信があるというより、物を持ち上げるのが得意と言った方が正しいだろうか。別に日々鍛えてるわけでもなく、余分な筋力を使わず、且つ体になるべく負担をかけないで物を運ぶ技術だとかを自然と身に付けているだけだと思う



アイコン_yoshino桜11

さくら「今度はその椅子をお願いしてもいいかな。テーブルは私が
運ぶね」



染伊予リナ11

リナ「あ、さくらさん。私が両方運ぶっスよ。ついでにあれとそれとこれも一緒に」



アイコン_yoshino桜12

さくら「そんなにいっぺんに大丈夫?」



染伊予リナ14

リナ「これくらい平気っス!」



染伊予志乃2

志乃「落として壊さないで下さいよ……?」



アイコン_yoshino桜11

さくら「それじゃあ私達は他のを運ぶから、リナは先に家の外に運んでね」



染伊予リナ11

リナ「お任せっス!」



戦闘面ではてんでダメだからこそ、いつもお世話になっているこの二人には何かお役に立てる事をしたいと思っている

テーブルの上に椅子やその他雑品を積み上げると、それを持ち上げ家の出入り口へと向かう



染伊予リナ12

リナ「んしょ……ちょっと前が見辛いけど………」



それでも事前に家具や足を躓くようなものがないことは確認済みだ。ちゃんと出入り口までまっすぐ歩けば何に躓くことなく運び出せる



染伊予リナ11

リナ「あっ………!」



これがフラグというやつだろうか

平らな床を踏みしめるはずの前に出した足が何かを踏み、その何かが踏まれた瞬間上へと飛び上がり同時に私の足も浮く。予想もしない姿勢に私は対策を講じる余地もなく、沢山の家具を抱えた私の重心は崩れた

積み上げた家具は引力に従い床にぶつかり大きな音を立てる

散乱した家具の中心で、後頭部に床を、顔面に椅子の背もたれをぶつけた私は踏んでしまった何かに疑問を持つ

私が踏んだ瞬間ひとりでに動いたそれは生きたものだ。でも私の他にはさくらさんと志乃だけで、その二人も私の歩く方向とは逆の方で作業をしてたはずだ

外に出してたひよこか犬が中に入り込んだのかと思ったが、半身を起こすと違う答えが見えた



染伊予リナ17

リナ「いったたあ……何かに躓いたような………ん?」



アイコン_アレックス1

アレックス「…………っ!」



染伊予リナ12

リナ「え?だ、誰っスか?」



ECO1047.png

見たこともない人が目の前に立っていた

銀色の髪に赤い瞳。赤ずきんが身に付けるような服に身を包んだその人物は私を見ていた。心なしか小刻みに震えておどおどしていた

おそらくこの人の足を踏んでしまったのだろう。誰ですかと聞こうとする前に、背後から二人が近づいた



アイコン_yoshino桜11

さくら「なになに、今ものすごい派手な音がしたけど?」



染伊予志乃1

志乃「リナ、大丈夫?」



その声に現在の事態を思い出し、散乱した家具を確認する。幸い破損した家具は一つもなかった



染伊予リナ17

リナ「あ……す、すみませんさくらさん、家具を落としてしまって……」



染伊予志乃2

志乃「ちょっと待って。そこに知らない方がいるんですけど……」



アイコン_yoshino桜12

さくら「あ、そこにいるのはアレックス?」



染伊予リナ11

リナ「さくらさん、知ってる人なんスか?」



アイコン_yoshino桜11

さくら「別に隠してたわけじゃないんだけど……実はずっと前からいるんだよ」



染伊予リナ12

リナ「え、そうなんスか?でも初対面な気がするんスけど」



染伊予志乃2

志乃「私も初対面なんですけど」



アイコン_yoshino桜11

さくら「極度の恥ずかしがり屋さんでねー。よく透明になって私以外の人に見つからないようにしてるの」



アイコン_アレックス2

アレックス「…………」



ああなるほどねと、説明する前からさくらさんの背後に隠れて様子をう窺うアレックスの姿を見て納得する



染伊予志乃1

志乃「えと、アレックスさん……でしたっけ?さくらさんのお友達ですか?」



アイコン_yoshino桜11

さくら「うーん、まあ私の弟みたいなものかな」



染伊予リナ15

リナ「へー弟………え、弟!?」



アイコン_yoshino桜11

さくら「うん、性別はれっきとした男だよ」



染伊予リナ12

リナ「は、はぁ………」



染伊予志乃1

志乃「顔立ちといい服装といい、女の子かと思ってました。もうご存知かもしれませんが、私は志乃といいます。私達が危害を加えたりしませんので、そんなに怖がらなくてもいいんですよ」



染伊予リナ14

リナ「あっ、私はリナっス。よろしくっス」



アイコン_アレックス1

アレックス「…………」



アイコン_yoshino桜15

さくら「ほら、アレックスも挨拶しよ?」



アイコン_アレックス1

アレックス「…………」



染伊予リナ11

リナ「…………」



アイコン_アレックス4

アレックスよ……よろしくお願いしゅます…………



アイコン_yoshino桜11

さくら「あ、噛んだ」



染伊予志乃1

志乃「あ、噛んだ」



染伊予リナ11

リナ「あ、噛んだっス」



アイコン_アレックス7

アレックス「あ…………」



その後はさくらさんと志乃とアレックスと、四人で部屋の整理を行い、ひとまず要らないものと要るものの分別は終わり、要らないものは飛空庭出入り口付近に集められた。ものがたくさんあった割に要らないものはほとんどなかったのは、さくらさんが「いつか使うかもしれない」という理由で残すことが多かったからだ。志乃がいなければ捨てるものはなかったかもしれない







アイコン_yoshino桜15

さくら「ありがとー!リナのお陰で模様替えが早く済みそうだよ。アレックスも手伝ってくれてありがとうね」



染伊予リナ14

リナ「これくらいお安い御用っスよ」



アイコン_アレックス5

アレックス「…………っ」



アイコン_yoshino桜11

さくら「それじゃあ私と志乃で不要な家具を下の倉庫に一旦預けに行ってくるね」



染伊予志乃2

志乃「預けに行くんじゃなくて捨てに行くんですよ」



アイコン_yoshino桜12

さくら「もったいなくない?もしかしたら後で残しておけばよかった~って後悔するかもよ?」



染伊予志乃4

志乃「そうやって溜めこむから、倉庫の中がいっぱいになってしまうんですよ」



アイコン_yoshino桜14

さくら「ちぇー」



染伊予志乃1

志乃「帰るのにちょっと時間がかかりますので、それまでリナとアレックスさんはそこのソファに座って休憩していてください」



染伊予リナ14

リナ「はーい。行ってらっしゃいっス」



アイコン_アレックス1

アレックス「……いってらっしゃい」



そうしてさくらさんと志乃、二人は仲睦まじい後姿を最後に地上へと降り、残された私とアレックス、二人は静かな部屋で微妙な距離を保っていた


染伊予リナ11

リナ「…………」



アイコン_アレックス1

アレックス「…………」



染伊予リナ12

リナ「………………えっと」



アイコン_アレックス1

アレックス「っ!」



染伊予リナ11

リナ「座らないんスか?立ちっぱなしはさすがにつらいと思うんスけど」



アイコン_アレックス1

アレックス「…………」



染伊予リナ12

リナ「いいんスか?でもそう見つめられると気になっちゃうんスよね……」



少し考えを巡らせ、私は立ち上がることにした



染伊予リナ11

リナ「整理中はさくらさんの傍にべったりでしたし、やっぱり極度の人見知りなんスね。それじゃあ交代で座るってのはどうっスか?」



アイコン_アレックス1

アレックス「…………」



染伊予リナ11

リナ「やっぱりさくらさんがいないと心を開いてくれないんスかね……ん?」



アレックスはゆっくりと近付き、私の顔を覗き込むように顔を寄せてきた



アイコン_アレックス2

アレックス「…………」



染伊予リナ12

リナ「な、なんスか!?」



アイコン_アレックス2

アレックス「…………」



染伊予リナ17

リナ「か、顔近いっすよ?」



ただただ無言で見つめるアレックスにたじろんでしまう。

近くで見れば見るほど、顔立ちは女性のようでほのかにいい匂いまで立ち込めてきて、本当に男なのかという疑念がさらに強まっていく

声にも驚いた。初めて聞いた時は噛んでたけど、なんというか中性的……幼い子供のような声をしていて、さくらさんが男だよと公言しなければそのまま女だと思っていたかもしれない……

そんなことを頭の中で考えていると―――



パシン

と乾いた音が部屋に小さく響く。それと同時に左頬に陣割りと熱が入る



染伊予リナ17

リナ「あいた……っ!?」



慌てて左頬を抑える。どちらかというと柔らかいものが、広い面積でぶつかった。

ぶつかったのではない、はたかれたのだ

何に?―――アレックスの左手に

何故?―――分からない……

未だ自体が飲み込めてない私に、目の前のアレックスはゆっくりと口を開けて声を出した



アイコン_アレックス15

アレックス「お前、さっきはよくも俺の足を踏んづけてくれたな」



中世的な声は変わらないが、今までのか細い声とは打って変わってはっきり喋り、少しドスの利いた声になっていた。

変わったのは声だけでなく目つきも、アレックスの目は睨むようにリナの顔を見据えている

目の前の人物の今までとの変わりように、頬の痛みなんてすっかりと忘れてしまった



染伊予リナ12

リナ「ふぇ?え……ええ、ええええーっ!!?」



アイコン_アレックス12

アレックス「おまけに飛空庭の整理でこき使われるわ。何もかも全部ドジなお前のせいだ、謝れ」



悪態をつくアレックスは今までとは別人。むしろ今までの大人しいイメージの姿は、アレックスの演技だったのかもしれない



染伊予リナ12

リナ「謝れって……あ、あの時は私は前が見えなかったし……避けなかったそっちにも非がないとも言い切れないんじゃないっス………かなーなんて」



アイコン_アレックス9

アレックス「…………」



考えているのか黙り込むアレックス。私はそれにどう反応していいかわからず、目を泳がせてしまう。まずい事でも言ってしまったのだろうか

さくらさんと志乃はまだ戻ってこないのだろうか……



アイコン_アレックス14

アレックス「……決めた。お前、ムカつくからいじめてやるよ」



染伊予リナ17

リナ「なんでそうなるんスかー!?」



アイコン_アレックス12

アレックス「ヘシン!」



染伊予リナ13

リナ「うお、まぶしっ!」



アレックスが短く何かを呟くと、彼の体が謎の光に包まれ、シルエットでしか確認できなくなる

シルエットからは衣服の部分だったところが消え、体のラインがはっきりして裸体になっているようにも見えた

アレックスの体はシルエットの状態から徐々に実態の姿を見せ始める



ECO1048.png

灰色の機械でできた腕、黒い鋼鉄に覆われた細くしなやかな足、実りのある胸元は明らかに女性の姿で、黒い衣装で覆われていてもほとんどが半透明なボディスーツに覆われ、かろうじで全年齢では見せられないようなところだけは隠されていた

赤い瞳は変身前から変わらず、銀色の髪は安打髪はほどけ全体的に短く変化し、耳あてが追加され、元々あった兎耳は機械質の黒とピンクのツートーンへと変化した。よく見ると後ろの尾てい骨辺りには、大きな丸い尻尾のようなものまで付いている



染伊予リナ12

リナ「あれ、女の人になった?」



アイコン_アレックス18

アレックス「うるさいな。元々アネキのパーツなんだから仕方ないだろ……」




リナ「パーツ……じゃあその姿はマシナフォーム。ということはさくらさんと同じDEM種族なんスか?」



アイコン_アレックス17

アレックス「その通りだ。さあ……かかって来い!」


リナ「いや来いって言われても………」



何のことかわからず棒立ちでいると、突然接近してきたアレックスに思いっきり顔をぶたれた



染伊予リナ17

リナ「やっ……痛い、痛いっス!」



反撃もせず受け身も取らず、情けないくらい無様に倒れ、頬を抑えて悲鳴を上げる私に、アレックスは冷ややかな視線を浴びせる



アイコン_アレックス17

アレックス「どうした、倒れてばかりいないで反撃してみろよ。言っておくが俺はアネキから力や技も借りてるからな」



さくらさんは、過去に憑依して戦いっぷりを拝見したことがあるので、とりあえず強いということだけは分かる



染伊予リナ16

リナ「そんな。それじゃあ最初から勝てる要素ないじゃないスか……いたたっ!」



アイコン_アレックス18

アレックス「だったら黙って一生俺のサンドバックになりやがれ!」



無抵抗なリナの体にアレックスからの殴打が降りかかる

リナは突然の出来事にただ混乱し、恐怖に支配され体が動かせずにいた。ただ少しでも痛くないようにと、自然と体は丸まり縮こまっていた



なんで……どうして暴力されなきゃいけないんスか。こんなことされる程私……悪い事ってしたっスか。たださくらさんに喜んでほしかったから始めただけだったのに………



染伊予リナ17

リナ「も、もういやー!さくらさーん!!志乃ー!!」





???「おい」



アイコン_アレックス18

アレックス「ん?ぐはっ……!!?」



アレックスの攻撃の手が止んだ……本当にさくらさんと志乃が助けに来てくれたの?

いや、あの二人にしては声の質がまた違う



染伊予リナ12

リナ「え?さくらさん?それとも志乃?」



???「期待させて悪いが、どっちでもねーよ」



声のする方へ顔を上げてみる。滅多に顔を合わせることはないが、会ったことのある人がそこにはいた



ECO1049.png



染伊予リナ11

リナ「あ……セラさん!?」



驚く私を他所に、セラはアレックスの方を見据える



アイコン_セラサイト1

セラ「見慣れない顔だな………へえ、見た目の割に頑丈なんだな」



背後から強烈な殴打を受けたのか、アレックスの体はリナから離れ大きく吹き飛ばされていた。それでもアレックスは毅然とした態度を保って着地する。顔の側面を殴られたのか、左頬がわずかに赤く腫れていた



アイコン_アレックス17

アレックス「お前はセラサイトだな。不意打ちなんて姑息な真似を……だがまあこの程度の攻撃、俺の『ファーストエイド』を以てすれば」



アレックスの手にはどこから取り出したのか絆創膏を持っており、セラに殴られた箇所に貼ると絆創膏が消える代わりに淡い光を放ち、光が静かにアレックスの怪我を癒していく



アイコン_セラサイト1

セラ「回復スキルを持ってんのか」



アイコン_アレックス17

アレックス「あんなへなちょこパンチじゃ、何発ぶち込んだって俺は倒れないぞ」



アイコン_セラサイト2

セラ「あそ。じゃあこれはどうだよ」



セラの体から赤い炎のようなオーラが噴き出る。わずかにだがセラの背後に、ECOの世界のサラマンドラの姿が見えた気がした



染伊予リナ12

リナ「あの……ここさくらさんのお家なので戦闘は……」



アイコン_セラサイト5

セラ「知ったことじゃねえ!『フレイムハート』からの『ナゲット投げ』!」



リナの忠告など一蹴し、セラはヒップバックから金のナゲットを取り出すと、片足を上げて投球のフォームをとり、足を前に出しセラ自身の体が大きく飛び跳ね、空中で回転しながら想いっきりナゲットを射出した



アイコン_セラサイト5

セラ「黄金のナゲットから繰り出される回転エネルギーを食らいやがれ!!!」



投げたナゲットはセラが発した赤いオーラを纏い、規則性のある円を描きながらアレックスに向かって轟速で飛んでいく



アイコン_アレックス18

アレックス「………!『一閃』!」



アレックスは左腕を掲げ前腕にエネルギーを集中させ、縦薙ぎの手刀を振り下ろし、黄金の回転ナゲットを叩き落そうとする



アイコン_アレックス17

アレックス「ぐ……おおおおおおお………っ!!」



刃と銃弾がまばゆい光を放って激突する。踏ん張るアレックスの前腕で受け止めたナゲットは尚も回転を続け、回転速度は衰えるどころか増すばかりである

アレックスが押されているが見てわかる。肘が徐々に折れ、ナゲットがじわりじわりと進んでいる



アイコン_アレックス18

アレックス「おおおぉ……らあああっ!!!」



正面から打ち返そうとしていたであろうアレックスは体勢を変え体を横にずらし、ナゲットを受け流すように横から攻撃を当てることで、軌道を逸らし後ろ斜めに弾いた



目標から離れたナゲットは勢いを失い、壁に激突することなく落ちて地面に転がる



染伊予リナ11

リナ「あ、止まったっス」



アイコン_セラサイト1

セラ「ターゲットへの攻撃が終わったら勝手に止まるから安心しろ」



アイコン_アレックス19

アレックス「…………」



一番ナゲットを受け止めていた小指から手首の間は表面が大きな円で黒く焦げ、指が痙攣を起こしていた。そこから肘までに沿っては細い線となって同じように焦げている



アイコン_セラサイト1

セラ「どうした、辛そうな顔をしてるぞ。その怪我も直せるんだろ?」



アイコン_アレックス17

アレックス「当然だ」



そう短く呟いてアレックスは絆創膏をを握って回復スキルをしようとすると、セラはいつの間にか背後に召喚させたパートナーから何かしらの補助魔法を受けており



アイコン_セラサイト2

セラ「―――まあ、させるわけないんだけどな」



回復する暇も与えず高速で接近しアレックスの懐に潜り込むと、拳を下から上へと振り上げ胴体に叩き込み、アレックスの体を中に浮かせる



ECO1050.png



アイコン_セラサイト5

セラ「いけソニア……『継界召龍陣・火闇』!」



背後に控えた、セラにソニアと呼ばれたパートナーは詠唱を既に完了している状態であり、魔法発動の合図と共にアレックスの真下に赤い円陣を生み出す



アイコン_アレックス17

アレックス「なっ!?」




円陣から次々と赤い火の玉が召喚されたちまちアレックスを取り囲む。無防備なアレックスは避けることもできず、火の玉は一斉に襲い掛って衝突し、全弾着弾したところで纏めて爆発を引き起こした



アイコン_アレックス19

アレックス「かはっ………!」



全ての攻撃が決まった後でなおアレックスは倒れることなく、吹き飛んだものの綺麗な着地をした。腕の火傷を負った以外の損傷はほとんど見受けられない



アイコン_セラサイト1

セラ「んー?変なところで頑丈だな」



アイコン_アレックス18

アレックス「くそ、パートナーなんてせこい手使いやがって」



アイコン_セラサイト1

セラ「なんだよ、パートナーを使われるのがそんなに不満か?」



アイコン_アレックス17

アレックス「2対1で卑怯だと思わないのか?」



アイコン_セラサイト4

セラ「悔しかったらテメーもパートナー出してみろよ。あそっか、DEM種族だからその姿じゃパートナー出せないんだったな」



セラはここぞとばかりに、火肉たっぷりの言葉で嘲る。アレックスは出来ないことに対して馬鹿にされて怒りに身を震わせ、しかし傷ついた左腕を抑えながらセラサイトとそのパートナーを交互に見ているうちに瞳に冷静さが現れ、くるりと踵を返し背中を見せる



アイコン_セラサイト1

セラ「おい、どこに行く気だ」



アイコン_アレックス17

アレックス「出直す。今日は軽装だからな。次に戦う時までにはお前に勝てるようにカスタマイズしてやるよ」



アイコン_セラサイト2

セラ「次があると思ってんのか?」



アイコン_アレックス17

アレックス「お前こそ俺を捕まえられると思ってるのか?」



顔だけ振り返るアレックスの体は徐々に透けていった。見えない角度からいつの間にかスキルの詠唱を行っていたようだ



染伊予リナ11

リナ「あっ、アレックスの体がどんどん消えていくっス!」



あっという間に完全に姿を消したアレックスがいた場所へと無言で飛びかかるセラだが、既にそこには何もなく、しばらく周囲を見渡し意識を集中させていたが、やがて無駄と悟ったのかリナの方へゆっくり歩み寄る



アイコン_セラサイト2

セラ「ちっ、完全に気配が消えやがった。これじゃあ追いかけることも出来ねー」



染伊予リナ12

リナ「え、えと。助けてくれてありがとうございまっス」



偶然さくらさんか志乃に用事があってここに来たのだろうが、ひとまず味方であるセラが来てくれたことは本当に救いだった



アイコン_セラサイト5

セラ「オメーはいつまで床に這いつくばってんだ。さっさと立て!」



染伊予リナ12

リナ「は、はいっス………あっ」



アイコン_セラサイト1

セラ「どうした?」



立ち上がろうとするが足に力が入らない。自分の足を見ると産まれたての小鹿のように震えていた



染伊予リナ16

リナ「あ……足がすくんで立てないっス」



アイコン_セラサイト2

セラ「……………」
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染伊予神社

Author:染伊予神社
主に「yoshino桜」と「染伊予志乃」の2人が様々なMMOの世界を旅しています!
キャラ紹介「百桜集(陽)」最新更新2016/1/12

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